皆さんの中には「留学をしたいけど、英語力に不安がある…」なんて方たくさんいるのではないでしょうか?
テーマにもある通り私は本当に本当の英語力0でマルタという国に留学をしてきました。そんな私の体験談を今回は話していきたいと思います!
目次
現地の空港から出られない?
まず1番最初に困った事が、そうなんです。空港から出られないんです…(笑)
機内の中では、ほぼ全員のCAさんが日本語を話せるので全く困る事はありません!機内食が提供される時もCAの方達は丁寧に日本語で話しかけてくれますし、困った時も全て日本語で対応してくれるんです。飛行機の中や乗り継ぎの時の空港で、私は何不自由なく過ごすことができてしまったので、ここで私は英語を一回も使ってないのにも関わらず、意外と海外でもやっていけるんじゃないか?と思ってしまったんです…〔⇦そんなわけ無いだろ(^ ^)〕
しかしマルタに着き、飛行機を降りて、いざ入国!となった時に事件は起きました…
まず飛行機を降りた後、空港のスタッフに機内で書いた紙を見せるよう言われたのですが、何を言っているのか理解できるはずもなく、私は何度もパスポートを見せ続けましたが、隣の人が機内で書いていた紙を空港スタッフに見せていたので私も、見様見真似で同じことをしてやり過ごし、最後の入国審査に向かったのです。
しかし事件はここで起きました!!
空港のスタッフの人にパスポートを渡し、その後その人が私に何か問いかけてきたんです。当然理解できなかったので当時何を聞かれたか覚えてないのですが、多分「ここに何をしにきたのか?」と言う質問だった気がします…
その質問に対して私は何を思ったのか「はう わぁー ゆうー(How are you )」と自信満々に言ってしまったのです…
もし今自分がその場に戻れるなら当時の自分をボコボコにしたいです^_^
その後も空港のスタッフに色々質問されたのですが何1つ理解できませんでした。本当に何1つです。単語の1つも聞き取れなかったのです…
私があまりにも質問に対しての応答ができなかったので、当分入国審査から抜ける事ができなかったんです…(苦笑)
この瞬間から私が思い描いていた楽しい留学生活が一気に不安へと変わったんです(笑)
最初の時期は本当に辛い
当然英語ができない私は、現地に着いても周りの人とうまくコミニュケーションが取れるはずもなく、着いて初日からホームシック気味になりました(笑)
おまけに授業初日、先生に教科書の文を声を出して読むように言われ、自分でも何を言っているのか分からない速度で教科書を読んでいると【shine】という単語を自信満々に”死◯”と読んでしまったのです。今考えると恥ずかしすぎてその場面を思い出しただけで泣けてきます…
※幸いにもクラスの中に日本人が1人もいませんでした(笑)
あまりにも英語能力がなさ過ぎるあまり、次第に人と話すことを避けるようになり、買い物に行くことですら当時は抵抗がありました。
しかし私はあるタイミングを機に「このままではいけない!勉強しなくては!」となるのですが、勉強すらできないんです!!!現地で英語の参考書を購入したのですが、英語の説明が全て英語で書かれていました。英語を学ぶのに英語で説明されても当時の私には到底意味が理解できるわけもありませんでした(笑)
正直な話、最初の1週間は毎日どうやって帰国してやろうか…ということで頭がいっぱいでした。それほどまでに辛かったんです…
英語に慣れてくる時期
そんな私にも転機は訪れたんです!!!(よっしゃぁぁ!)
2ヶ月くらいすると、耳は徐々に慣れてきます。普段一緒に生活している友達や、学校で話し慣れている先生の英語はそこまで聞き返すこともなく会話が成立します。
しかし、この頃になっても慣れてない人に対しては自分の伝えたい事を明確に伝える事は出来ず、相手の質問に対しての応答が精一杯でした。
ですが安心してください、もうこの頃になれば少しずつ脳が英語脳に変わってくるので自分に自信が少しずつ付いてきます!
英語力0で行く留学のメリット
まず自信を持って言えることは”発音”です。
当たり前のように周りの人が知っている単語でも私は知らなかったので、当初はひたすら先生の真似をして発音をしていました。
それが良かったのか、学校では”あなたは発音だけは悪くないね”(※あくまで発音だけです…笑)と言われることが何度もありました。
皆さんの中で”日本人は英語の発音が苦手だ”と思っている方が多いと思いますが、そんなことないんです!
初めは私自身も他の国の人と比べて日本人は英語の発音が苦手なものだと思い込んでいました。日本語に”L”や”R”の発音がないことは有名ですが、皆さんが思っている以上にカタカナ英語は通じないわけではありません。発音を気にして話さないよりも、積極的に英語を使って会話をすことが大切だと思います。
しかし英語の発音に癖がない初心者は先生の発音を丸々覚えるので、上級者の方達よりも遥かに英語の発音の上達が早いと思います。
2つ目は自分の成長を先生に喜んでもらえることです。
既に基礎は出来ていて、後は”自分の苦手な能力を伸ばしたい”という人たちとは違って、全くの0から始めることによって、自分自身の成長を一気に感じられるので先生たちは驚いてたくさん話しかけてくれます^_^
先生たちと話すことによってネイティブの英語により近づけるので、その点は有利だと言えます。
英語力0で行く留学のデメリット
正直デメリットは沢山あります(T ^ T)
やはり留学してくる大体の人たちは、基礎的な知識はあるので、自分だけ基礎的な部分から勉強をし始めなくてはいけないことに焦りを感じてしまいます。
海外の人たちは、国の話はもちろん、政治の話や銃を持つことについてどう思うか、といった難しいテーマの話が好きなので、そんな話題を振られた時には毎回”笑顔で無視”してやり過ごしてました(^_^)”
他にも、初めて会う人とうまくコミニュケーションが取れないこと、食事中やバーに行った時の孤立感は正直ハンパなかったです…
他にも道がわからなくて質問する時や、買い物をするのにも本当に苦労しました。
まとめ
私自身の留学をもとに書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか?
結構簡潔にまとめてしまいましたが、他にもそんな経験したの??という話がたくさんあるので今後も投稿していこうかなと思っています。
もし少しでも英語力0からの留学が不安であれば日本人が少し多めの学校を選んだりするのもありだと思います(^ ^)
今考えれば本当に全てが良い思い出です!決して”留学に行って損をする”なんてことはありません!
「英語を話せるようになりたい」
という希望を持てることがとても大切なことだと私は思います。
“何歳からだって遅くない”
その気持ちを大切に持ち続けて、いつか留学してみてください(^ ^)
最後までお読み頂きありがとうございました。
実はマルタを出た後イギリスにも留学をしたので、何か体験談のリクエストなどありましたら書いてみようと思うのでコメントお願いします。
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